【WCSダブル】JCS使用構築テテフジーナグロス(日程A171x)
こんにちは
まともな記事は超久しぶりになりますが書いていきます
みなさんJCSの結果はいかがでしたか?
僕は日程Bまではそこそこ調子がよくワンチャンあると感じていましたが弱すぎて死亡しました
しかし、今年のルールは非常に興味深く考察し甲斐があるルールだったためかなり楽しむことができたと思います
では使用した構築について書いていきます
並びはこれ
〜構築経緯〜
JCSが始まる2週間ほど前にゆうだちが「テテフガブツルギバルジグロスウインディの並びでなぜか勝てている」と言っており、残された時間もなかったため急遽それを改良していくことに
その際対トリックルームに対して不安を感じたことと、Z以外のカミツルギを強いと思えなかったこと、そしてなによりレヒレを初手に選出誘導したいことからカミツルギをカビゴンにして今の形となった
基本的にカビゴン以外の5体で選出は完成されており、対トリル枠としてカビゴンを自然に採用することができたのは非常に大きかったと思う
個別解説や動かし方の項で詳しく述べるが、テテフライドやレヒレ入りに対してささやかな初見殺し要素も含んでいる
個別解説
カプテテフ@拘り眼鏡
サイコメイカー
控えめ
92-0-4-156-4-252
サイコショック/サイコキネシス/ムーンフォース/マジカルシャイン
追い風下でこれ以上ない制圧力を発揮できることや、初手に投げることがほとんどなく守るが欲しいと思う場面をそこまで感じないため拘り眼鏡での採用となった
またそれに伴い後出し性能を上げるため必要な分だけCに配分し余りを耐久に割いている
Cは某2015年世界チャンピオンのフワライドをフィールドショックでワンパンできることと、ちょうど11nなのが美しいため156振り
Sは対テテフライドにおいてシャドボムンフォの集中でテテフが何もできず倒されることを嫌い準速のラインを確保
副産物としてチョッキを持っているほとんどのウインディを上からショックでワンパンできる
メタグロス@エスパーZ
クリアボディ
意地っ張り
252-196-60-0-0-0
思念の頭突き/コメットパンチ/瓦割りorバレットパンチ/守る
カプレヒレをフィールド思念Zでワンパンできる最強ポケモン
威嚇が効かないのがとにかく最強で、ウインディ後出し等に対しても大きなリスクをつけることができる
Hに振り切り、Aを11nの最大値まで削って余りをBに振ることで威嚇込みでガブリアスの地震Zを耐えることができるためそこそこ強気に動かすことができた
また、威嚇なしでも特化ウインディをフレドラを耐えるなど優秀な物理耐久を見せてくれた
耐性でカプテテフに対し圧倒的強さを誇っている上、当時増えていたポリギガに対しても有利なため環境に刺さっていたと思う
瓦割りはツルギの処理ルートを増やしたり、壁コケコ(キュウコン)+カビゴンのような構築を緩和できることに有効性を感じての採用だが、構築単位できついコケコに上からちょっかいをかけられるバレットパンチも強かった
また、多少耐久を削り追い風下でカプコケコを抜ける配分にするのもありだと考えている
バルジーナ@サイコシード
防塵
臆病
252-0-0-0-36-220
イカサマ/挑発/羽休め/追い風
高い数値から追い風や挑発をするポケモン
浮いているため地面の一貫性が高いこの構築での選出率は高かった
「追い風下でSを下げられた時でもカミツルギを抜ける」というガイジじゃない方のしらぬいくんの提言やミラーやウインディ偶発対面に強くなれること、後述のウインディの地ならしと合わせて安全に追い風を貼ることを踏まえての臆病採用
耐久型のポケモンを残してしまった場合の詰めや、挑発による負け筋のケアが非常に強力
Dに振らない弊害はそこまで感じなかった
このルールに多い地面ZとエスパーZを両方無効にすることができる点が非常に優秀で、ウインディの引き先として選出するため後発が多かった
ウインディ@マゴの実
威嚇
慎重
124-84-4-0-236-60
フレアドライブ/守る/地ならし/神速
技はガブの対面した際の選択を増やすために守る、バルジーナで思うようにゲームプランが立てられそうにない場合を考え地ならし、またテッカグヤへの物理最高打点のフレアドライブ、そしてこのポケモンをこのルールNo1威嚇枠たらしめる神速の4つで完結
配分はカプコケコの電気Zを耐えたかったため慎重でDにほとんど振り切った
守るを見た後この耐久は相手に想定され辛いためそういう意味合いでも強かった
多くの場合で初手に選出し、威嚇を巻きながらバルジーナの操作を補助する
また、地ならしをしながら横をバルジに引いてバルジーナを安全に動かせるようにする「S操作のS操作」も担当する
このポケモンに多くの役割が与えられており、過労死が必死なためウイのみをもたせている
相手のパーティにテッカグヤがいる場合は大切に扱うことを心がけていた
ガブリアス@ジメンZ
鮫肌
陽気
4-252-0-0-0-252
地震/炎の牙/身代わり/守る
テテフジーナグロスで相手をするのが難しいベトベトン入りに対し選出する所謂裏Z枠
カミツルギをワンパンしたり、テッカグヤの前で手持ち無沙汰にならないように炎の牙
また、ガチトリックルームパーティーに対しトリルのタイミングで押すことで対策の1つとなりうる身代わりを採用
この選択は正解で、辛いベトベトン入りに対してもガブリアスの被弾タイミングをずらせるため勝率はかなり上がったように感じた
さらに電気の一貫を切ることもできるため都合のいいポケモンだった
役割対象等を考慮すると意地っ張りで耐久振った方が良かった気もするが、ミラーもそこそこあったため一概には言えない
カビゴン@フィラのみ
食いしん坊
勇敢(最遅)
68-76-252-0-108-0
すてみタックル/のろい/リサイクル/10万馬力
先述の通り上記の5体で対応できないトリックルームパーティーに対する誤魔化し枠
基本選出は他の5体で完結しており、構築の穴を埋めるという意味では理想的なポケモンだった
DにテテフのエスパーZ耐えまで配分し、Aに少し振ることで+1捨て身で多くのカプテテフを倒すことを可能にしている
採用したことに関しての後悔は微塵もないが、僕自身がこのポケモンに対する理解が浅かったことへの後悔は感じている(ミスしなければもう1戦勝てていた)
〜動かし方〜
基本選出
序盤はウインディでメタグロスの数値を補助しながらウインディをテテフバックしつつエスパーZにより1体倒し数的有利を取ることを心がけて
中盤以降はタイミングを見てバルジーナで追い風をプレイし、高火力を出力できるカプテテフやメタグロスで上から殴って倒し切ることを目指す
先発のウインディとメタグロスが両方守ることができるため初手の択が豊富で非常に強力
対カプテテフ フワライド
先発:カプテテフ ウインディ
初手に出てきたフワライドをショックでワンパンしながらエスパーZをケアしウインディをバルジーナに引く
相手のライドを倒せば多くの場合相手はS操作手段を失うためこちらのバルジーナで一方的に追い風をプレイし上から殴り倒すことを目指して立ち回る
仮に初手追い風をされてもタテの補完や守るを駆使して凌ぎ切ることができるため勝率は極めて高かった
本番では一度しか引けなかった。ブチギレ
初手に出てくるトリラーの前で身代わり呪いを押し全力で迎撃する体制を作る
呪いはともかくガブリアスの身代わりはあまり考慮されないため有利に立ち回ることができたと感じた
トリルターンが切れるタイミングかその次のターンまでに相手のトリラーを倒し切ることを意識して動いていた
正直このカードは自身の経験不足もあって未だに不安が残っている
本番で引いたのは弱いトリルだらけなのでなんとかなったが上手い人だとかなり厳しい
その他のパーティーに対しては臨機応変にと言ったところだが、困ったら基本選出をしていた
構築の内容については以上となります
結果としては18勝2敗で171xでした
運負けが1つだったためかなり上振れした結果と言えるでしょう
程よく初見殺し要素を含んでおり、JCSに向いた構築に仕上がったと思います
僕の結果はアレでしたが代表戦に参加する人の何かの参考になれば嬉しいと思い、公開という形になりました
原案をくれたゆうだち、アドバイスをくれた“強い方の”しらぬいくん、一緒に回してくれたアクアやフレ戦に付き合ってくれた言語障害勢のみんなには感謝しています
そしてJCSで対戦してくれた方はありがとうございました!
そしての僕が日程B以降にパクって15-0をキメた構築はいつかゆうだちくん本人が公開すると思うので期待しましょう!!!!!^_^^_^^_^
最後にSDテキストを貼って終わりにします
ここまで読んでくれた方は本当にありがとうございました!
Tapu Lele @ Choice Specs
Ability: Psychic Surge
Level: 50
EVs: 92 HP / 4 Def / 156 SpA / 4 SpD / 252 Spe
Modest Nature
IVs: 0 Atk
- Psychic
- Moonblast
- Dazzling Gleam
- Psyshock
Arcanine @ Mago Berry
Ability: Intimidate
Level: 50
EVs: 124 HP / 84 Atk / 4 Def / 236 SpD / 60 Spe
Careful Nature
- Flare Blitz
- Bulldoze
- Protect
- Extreme Speed
Mandibuzz @ Psychic Seed
Ability: Overcoat
Level: 50
EVs: 252 HP / 36 SpD / 220 Spe
Timid Nature
IVs: 0 Atk
- Foul Play
- Tailwind
- Taunt
- Roost
Metagross @ Psychium Z
Ability: Clear Body
Level: 50
EVs: 252 HP / 196 Atk / 60 Def
Adamant Nature
- Meteor Mash
- Zen Headbutt
- Brick Break
- Protect
Snorlax @ Figy Berry
Ability: Immunity
Level: 50
EVs: 68 HP / 80 Atk / 252 Def / 108 SpD
Brave Nature
IVs: 0 Spe
- Double-Edge
- High Horsepower
- Curse
- Recycle
Garchomp @ Groundium Z
Ability: Rough Skin
Level: 50
EVs: 4 HP / 252 Atk / 252 Spe
Jolly Nature
- Earthquake
- Fire Fang
- Substitute
- Protect
【シングル】役割集中レパドーガッサ
イランカラプテ👏
紫炎です
今回はあの三宅亮太朗さんと考えた猫の手特化型のレパドーガッサを紹介します
レートはお察しです
並びはこれ
(盛大に役割集中を誤用してるのは気にしないで;)
レパルダス@残飯
図太い
172-0-252-0-0-84
161-×-112-×-70-137
猫の手/イカサマ/身代わり/威張る
hを効率よくしsを遅い巧みボルトをだいたい抜けるように配分
あまりでbに特化
言うまでもなくエース
普通の猫の手とは違い
相手の構築を見て後述のドーブルかガッサを選択する
あまりにも説明不要
ドーブル@スカーフ
臆病
4-×-252-×-0-252
131-×-87-×-65-139
ダクホ/変身/道連れ/トリック
最速切る理由はなく能力アップのリターンを考えbぶっぱ
クソ犬
不利なマッチアップはこいつの働き次第で試合が決まる
ラムをカツアゲしたり無理なやつを道連れしたり変身で抜いたり
便利さ故に選出率が高い
キノガッサ@毒玉
腕白
156-0-252-×-100-0
155-150-145-×-93-90
気合パンチ/守る/カウンター/胞子
hを効率重視bぶっぱ
耐えて後攻胞子することでキアパンが安定するためs無降り
猫の手ならいうまでもなくテンプレ
ガルーラの処理を任せることが多かった
特に言うこともない
ジュペッタ@ナイト
腕白
252-0-252-0-4-0
171-135-128-×-84-85(メガ前)
171-185-139-×-104-95(メガ後)
ゴーストダイブ/泥棒/道連れ/守る
後出しで耐えて道連れすることが多いためhbにぶっぱした
火力を取るならha基調でもいいだろう
道連れマシーン
道連れゴーストダイブが可能でそこそこ火力が出せるのはとても偉い
お見通しでレパルダスの通りを確認できるためかなり強い
メタモン@タスキ
hvでめざ岩個体
変身
うーんつよい
きつい相手に1チャン見出せるのはtuyo
うーん強い
ペラップ@突撃チョッキ
控えめ
4-0-28-196-92-188
152-×-69-150-74-135
おしゃべり/オウム返し/空を飛ぶ/どろぼう
cぶっぱジャロのリフスト2耐え
意地ガルーラの不意耐え
sを最速70族抜き
ジャローダに後出しするためだけに華奢な身体に突撃用のチョッキを着せられた今回1番の被害者
汎用性が低すぎるためジャロがいる場合ぐらいにしか投げない
かわいそう
滅びを飛翔して回避した時は爆笑してしまった
6.7シーズン前の構築で
当時ジャローダが湧きまくっていたこともあり
悲しい勝率を誇った
あと挑発ボルトヤメーヤ
ただの供養記事なので暇な人は使って改良してくださいねW(`0`)W
【61シングル】シエンパクスタン 最高1960
イランカラプテ〜〜
紫炎です
ツイッターのタイムラインを眺めているとスペレのマッチングがゴミすぎるという話が流れてくるのでもう潜らない決意をして公開します
レートはサブロムが1960、メインロムが1943
並びはこれ
龍3枚、カックイ〜〜(^。^)(^。^)
ちなみにパナンペは
アイヌ語で成功者
ペナンペは成功者を真似して失敗する者を意味します
アイヌ語はインターネッツの荒波を乗り越えるためには必須なので覚えましょう(^。^)
以下個別解説
陽気AS@スカーフ
ギロチン/逆鱗/地震/雪崩
言うまでもなくこのルール最強のポケモン
選出誘導をすれば出し勝ちも可能であり
出し負けた場合もゴーストやスカーフゲッコウガ以外に3割以上で勝てる
このルールは出し負けた場合に1チャン残るポケモンが強いと考えていて、このポケモンを構築に入れない理由はないと思っている
意地AS@鉢巻
逆鱗/地震/毒づき/炎の牙
ガルドワンパン枠
ガルドの選出抑制を意識しているため選出は控えめ
こいつで勝てるポケモンが多い場合は積極的に投げていく
多くのカイリューに勝てるためやはり主人公だと感じた
また、ガッサをワンパンできる貴重なコマ
or
意地hAbd@チョッキ
222ガルドの聖剣耐え
風船ガルドの流行により投入
雪崩地震でそこそこ安定して勝つことが可能
持ち物はゲッコウガに勝てる可能性が出てくるためチョッキとしたが
bに厚いマリルリをワンパンできるようにジュエルでいいと感じた
出した試合は全部勝った
メインロムはガブリアスを使用したがサブロムの方はホルードを使用した
意地hAbD@珠
逆鱗/地震/空を飛ぶ/竜舞
珠ゲッコウガの冷b耐えるやつ
この構築最大の地雷枠
空を飛ぶでアホな滅び勢にワンチャンを見出せ、ローブシンをワンパンすることができる
竜舞は環境に増えつつあったhbポリzを成敗するために採用
汎用性は低い上にブシンが減っていたため選出は控えめ
呑気HB最遅@オボン
零度/滅び/守る/呪い
間違えなくこの構築のMVPでありこのルールにおいてオノノクスと双璧をなす最強のポケモン
シェルアーマーという特性のおかげで役割対象に100%勝つことが可能
だが改善点はいくつかある
1つ目はアタッカーのマリルリ意識でsを落とさないという選択もあったこと
そうすれば初手呪いでマリルリ対面が安定するようになる
2つ目は零度の枠である
剣舞諸刃等のガルド以外に安定して遂行できることを考えるとダイビングが正解だったかもしれない(守るタイミングと剣舞の不利択になる)
実際に零度で拾った試合はあまりなかった
困ったら投げる
控えめCS@イバン
10万/めざ氷/ラスカ/†威張る†
とりあえず入れたポケモン
相手の水タイプを担当するため欠かせない
このルール最強理論の不利対面1チャンを体現する威張る
これにより数多くの低速ポケモンやミラコ勢を理解らせてきた
序盤は威張るの枠に電磁砲で使用していた
高レートになるとオノノクスの影に怯え選出は控えめ
ちなみにオノノと対面した回数は400戦中たったの2回でした
冴えてる〜(^。^)
意地HAs@弱保
シャドクロ/諸刃/剣舞/キンシ
ノクスの選出抑制を担当
ついでにカイリューもカモれる(8割)
ミラーで有利択を取るためにsを若干伸ばした
諸刃をあまり外さない天才
あまり投げない
個別解説は以上
対戦時間が短く回転数が高いため
再戦が多いかなりの択ゲーだった
つかんだ傾向としては
・1700以下のノクス入りはかなりの頻度でノクスを投げてくる
・1850↑の人は再戦で同じポケモンを投げてくることが多い
などがある
1900乗ってからかなり対戦したが最大でも1850程度まで落ちなかったためかなり安定していたと言えるだろう
まだ潜る人はがんばってください
〜終わり〜