【レジェンドオブラウンド使用構築】“誘殺マシャルギア”【最終1848 3位】
レジェンドオブラウンドお疲れ様でした
久しぶりに構築当番が回ってきたので、それなりに張り切って構築
並びはこれ
構築経緯
このルールに取り掛かってすぐ
ザシアン
タスキマーシャドー
弱保ルギア
の3体のパワーが高いと感じ、この3体を入れて構築を組むことが決定した。
特に弱保ルギアは程良く初見殺し要素を有しているため、ネット大会に合っていると考えた。
弱保ルギアをメインに据えるに当たり、相手のマーシャドーに簡単に切り返されるのが気になるため、このルールのステロ巻きで最も安定して動ける起点グラードンを採用。
次にルギアを出せない場合、具体的には
・グラードンを投げ辛くステロを撒けそうにない場合(マーシャドーに簡単に切り返される)
・ルギアミラー(そこまで不利なわけではないかもしれないができるだけ避けたい)
これらのケースに選出できる2枚目のDMエースを探したところ、珠が余っていたこともありゼクロムが浮上。
実際に使用してみたところ構築にピッタリ適合しており、採用が確定。
最後に、ストッパーと起点作成をマーシャドーに依存してしまっているため、初手のステロ巻き(グラードン、ディアルガ、ランドロス等)をワンパンできるポケモンを探すことなった。
これが本当に難しく、最終的に決まったのは大会2日目の朝だった。
一応
・タスキビクティニ(207いのちがけでワンパンする)
・眼鏡オーガ(潮吹きでワンパンする)
の2体が捜査線上に上がっていたが
前者はタスキ枠を取ってしまい(やることが命がけぐらいしかないのでスカーフだと読まれて霊引きで崩壊する)、後者は結局ディアルガが怪しいため没。
紆余曲折を経て最終的に採用に至ったのはムゲンダイビームを覚えた眼鏡ムゲンダイナだった。
ステロワンパンだけでなく、優秀な数値でそれ以外が出てきても最低限撃ち合えるため構築に適ったポケモンだった。
以上で構築が完成した
かなりグラードンを投げたくなるような並びになっていて美しい。(何が?)
個別解説
マーシャドー@襷
意地っ張り
実数値:165-194-101-×-110-177
努力値:0-252-4-0-0-252
シャドースチール/岩石封じ/鬼火/影打ち
AS…振り切り
B…ミラーに出来るだけ勝つため端数
前からわかってはいたがやってることがおかしいポケモン。
このルールに関しては襷スチールで森羅万象に対して切り返しを成立させることができる。
ミラーにおいては岩石影打ちが最も良いと考えているのと、ルギアやゼクロムの火力がギリギリなことが多いため意地っ張り。
影やスチールが透ける場面でイベルタルに引くのを咎められる岩石封じ、岩石封じと合わせてゼクロムルギアの展開サポートもできる鬼火で完結。
構築単位で重いネクロジガルデ白バドメルメタルやゼクロムミラーを少しだけ楽にしてくれる神の技だった。
インファイトを採用しているのが散見されたが、他ルールに比べ撃つ相手が限られるため、無理に採用する技ではないという印象を受けた。
ルギア@弱点保険
臆病
実数値:189-×-151-142-175-169
努力値:60-0-4-252-4-188
エアロブラスト/大地の力/瞑想/自己再生
H…余り
BD…端数
C…本当に火力が足りないため振り切り
S…最速101族抜き
バケモン。
オーガディアルガ等の特殊ポケモンを起点にして全抜きかそれに準ずる働きをする。
弱点保険を持つことでマシャにスチールをされても下からジェットをすることでバフをかけたまま対面を突破することができる。
瞑想を一回でも積んでいればdmイベルタルと撃ち合っても勝つことができる。
ムゲンダイナ@こだわり眼鏡
控えめ
実数値:225-×-118-216-117-169
努力値:76-0-20-252-12-148
C…できるだけ多くのグラードンを飛ばすため特化
D…臆病バドレックスのアストラルビット耐え、特化眼鏡オーガのれいとうビームを93.8%耐え
S…最速101族抜き
グラ飛ばすマン1号。
オーガ等と見合っても特性順でスカーフならビームで確定、そうでないならダイマ砲2回で撃ち合えたりと本当に数値が偉いポケモンだった。
ランドグラディアを吹き飛ばした後、ザシに起点にされたらどうもならないので絶対にマーシャドーと一緒に選出する。
露骨な有利対面は即ザシ引きを考えてもいいが、気まずい対面は大体とりあえず突っ張ってくることが多いため歯を食いしばって技を選ぶ。
イッシュ竜に見た目が強いため、被選出率を抑えることができていたのも良かった。
ザシアン@朽ちた剣
意地っ張り
191-238-137-×-136-180
188-212-12-0-4-92
A…H252B4グラードンをソラブレで確定
B…陽気ザシアンの巨獣せっか耐え
D…臆病バドレックスの*1.5アストラルビットを93.8%耐え
S…最速111族抜き
グラ飛ばすマン2号。
パチ打ったことないけど、グラと対面した時のそれはパチの激アツ演出に肉薄していると思った。
グラードンを確定1発にする関係でA補正が必須になり最速にできなくなったので、その中でできるだけミラーに強そうな配分にした。
初手の出し負け(黒バド)に最低保証をしようとすると、どうしてマシャやザシアンミラーに自信が持てない配分になってしまうため、裏投げはゼルネ入りを除いてしないように心がけていた。
せっかを採用することでスカーフオーガと見合ってもせっかせっかで最低限ルギアの起点を作ることができる。
入れ得ポケモン。
入れてない構築を見たら手を叩いて大喜びする。
ゼクロム@珠
陽気
実数値:175-202-141-×-120-156
努力値:0-252-4-0-0-252
雷撃/逆鱗/ダブルウィング/竜の舞
AS…どちらも削らないため振り切り
B…鬼火込みで物理攻撃を複数回受けるため端数
裏DM枠。
ルギアミラーに投げたり、刺さっていたら投げる(大雑把)。
存在することでザシグラ対面1チャン引き先になり得るホウオウの選出を抑えられていた感があって好感が持てた。
物理ポケモンに鬼火を入れて竜舞の起点にしていく動きが鍵になる試合もかなりあった。
偉すぎるダイウォール‼︎🤌
グラードン@電気玉
腕白
実数値:207-170-187-×-134-121
努力値:252-0-0-0-188-68
B…ソラブレザシアンを使ってる側からすると余りにも怖いので気休めの補正
D…臆病珠イベルのアーク最高乱数切って耐え
S…麻痺した*1.5の95族抜き
奇天烈ステロポケモン。
黒バドに安定択が欲しかったのと外しが怖すぎるため投げつけるタイプのグラードン。
最初は広角レンズで採用していたが、断崖の採用を正当化してしまうのは本当に良くないのでこの変更は正解だったように思う。
ディア等ワンパンされそうなポケモンがいる時は出さないように心がける。
雑魚狩りポケモンだが、ネット大会においては重要な要素。
選出
グラを1パンされなさそうかつ、相手にステロがいない
→グラ+DMエース+マシャ
グラがいる
→ザシorダイナ+DMエース+マシャ
ランドがいる
→ダイナ+DMエース+マシャ
選出段階のポケモンのパワーが高すぎて網羅しきれないためかなり大雑把にはなるが、大体こんな感じで選出する。
マーシャドーが入ってない構築にはルギアをほとんど100%投げていた。
ステロを撒かずにルギアを投げる場合は弱保を消費せずマシャと対面させる必要があったり苦しくなるためゼクロムという選択肢があるのは心強い。
結果
メインロム
tnシンシア
35-7:1846(最高最終)
3位
サブロム
tnソード
28-2:1845(最高)
35-10:1788(最終)
↑負けすぎ
同じ構築を使った人間の結果
きの(@kinop_oke6)
最高最終1852
2位
アカヌマ(@akanumaVGC)
最高最終1821
5位
雑感
交代という選択をし辛い環境なため自分の考え方にマッチしており、そこそこ勝てたのでハッピーな気分になれた。
溶けていったグラードンと対戦相手、意見をくれたオタクに感謝。